「病院薬剤師に疲れた」 「もう、限界かもしれない」
今そう感じているなら、まず伝えたいことがあります。疲れたのは、あなたが弱いからではありません。
私は薬剤師歴14年・転職3回。かつてブラック病院で心身ともに疲弊し、新人時代には潰れかけました。今でこそしっかり休めて、犬猫との時間も確保できる生活を送っていますが、そこにたどり着くまでには、しんどい時期がありました。
同じように疲れているあなたに、私の経験が少しでも力になればと思って書きます。
結論:疲れたのは、あなたのせいではない
先に結論です。
病院薬剤師に疲れたのは、あなたの努力不足でも弱さでもありません。 多くの場合、環境が過酷すぎるだけです。
当直、人手不足、サービス残業、有給の取れなさ。こうした環境で疲弊しない人のほうが少ない。あなたは十分すぎるほど頑張っています。そして、環境は変えられます。
この記事を読んでほしい方
- 病院薬剤師の仕事に疲れ果てている方
- 「自分が弱いだけかも」と自分を責めている方
- 休みたいけど、どうしていいかわからない方
私も潰れかけた。ブラック病院で心身ともに疲弊した日々
私が新卒で入った病院は、いわゆるブラックな職場でした。
- 39度の熱があっても、代わりがいなくて当直
- 毎日のようにサービス残業(残業代はゼロ)
- 有給消化率は実質0%
新人時代、私は心身ともに疲弊して、潰れかけました。当時は「病院薬剤師とはこういうもの」「みんな耐えている」と思い込んでいて、疲れているのは自分が弱いからだと自分を責めていました。
でも、違いました。あの環境が過酷すぎただけです。当時のことは病院薬剤師1年目がつらい・ついていけないあなたへやブラック病院から逃げ出した話にも書いています。
「疲れた」を我慢し続けると起きること
「疲れた」という感覚は、体と心からのSOSです。これを我慢し続けると、次のようなことが起きます。
- 集中力が落ち、調剤ミスのリスクが上がる
- 眠れなくなる、食欲がなくなる
- 休日も仕事のことが頭から離れず、休んだ気がしない
- 「自分はダメだ」と自己否定が強くなる
薬剤師の仕事は、患者さんの命に関わります。疲れ切った状態で無理を続けることは、自分にとっても患者さんにとっても危険です。「疲れた」を軽く見ないでください。
働き方を変えて、人生を取り戻した
私は転職を重ねて、今の病院にたどり着きました。
- しっかり休める(当直なし・オンコールのみ、有給も自由に取れる)
- 朝晩、犬猫との時間をしっかり確保できる
- 病院からの呼び出しや確認電話もない
最初のブラック病院にいた頃には考えられないほど、人生を取り戻した感覚があります。疲れ切っていた自分が、今は毎日を穏やかに過ごせている。働き方を変えるだけで、ここまで変わりました。
疲れたときに大事なのは、「頑張りが足りない」と自分を追い込むことではなく、「環境を変える」という発想を持つことです。
疲れたと感じたら、まずやってほしいこと
① 「これは環境のせい」と切り分ける
疲れの原因を自分の弱さに求めないでください。まず「この環境がしんどいだけ」と切り分けることが、回復の第一歩です。
② 外の世界の条件を知る
今の職場が普通だと思い込んでいると、疲れから抜け出せません。年間休日数や当直の有無など、他の職場の条件を知るだけで、視野が開けます。
③ 働き方の選択肢を広げる
転職だけでなく、パートや派遣で働く時間を減らす選択肢もあります(パート・派遣という第三の選択肢)。まず年収シミュレーターで、働き方を変えた場合の相場を見てみてください。
まとめ:逃げるのではなく、選び直していい
- 病院薬剤師に疲れたのは、あなたのせいではなく環境のせい
- 私も潰れかけた。でも働き方を変えて人生を取り戻した
- 「疲れた」を我慢し続けるのは危険
- まず「環境のせい」と切り分け、外の条件を知る
疲れた場所から離れることは、逃げではありません。自分の人生を選び直すことです。あなたには、穏やかに働ける場所を選ぶ権利があります。
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2社とも監修者が転職活動で実際に使ったエージェントです。登録無料・在職中でも現職に連絡はいきません。「今より休める職場があるか聞くだけ」でも大丈夫でした。疲れているときこそ、探す作業はプロに任せるのが楽です。
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筆者: 薬剤師める|転職経験3回・病院↔調剤経験あり・コーギーと猫4匹と暮らす現役薬剤師