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病院薬剤師の転職 志望動機の作り方|面接で好印象だった実例を公開
「なぜ病院か・なぜこの病院か・何ができるか」の3層で作る

監修:薬剤師める(転職経験3回・病院↔調剤経験あり)|2026年7月公開|7分で読めます

この記事でわかること

  • 結論:志望動機は「3層構造」で作れば迷わない
  • やりがちなNG志望動機3パターン
  • 実例①:スキルアップ+「今の知識も活かせる」の組み合わせ
  • 実例②:面接官の反応が変わった「看護師の困りごと」スタンス
  • 実例③:教育・勉強会の経験は病院に刺さる
  • 志望動機を作る3ステップ
  • まとめ:志望動機は「自分の言葉」になった瞬間に強くなる

「志望動機、何を書けばいいんだろう」

転職活動で誰もが一度は手が止まるのが志望動機です。特に病院薬剤師の転職は、「なぜ今の病院ではダメなのか」まで整理する必要があり、余計に難しく感じます。

私は薬剤師歴14年・転職3回。面接は何度も経験し、実際に好印象を得られた志望動機も、手応えのなかった伝え方も知っています。この記事では、私が実際の面接で使った実例を含めて、志望動機の作り方を解説します。


結論:志望動機は「3層構造」で作れば迷わない

志望動機は、次の3層で組み立てると迷いません。

問い
① なぜ病院薬剤師か 業態への動機 チーム医療に関わりたい
② なぜこの病院か その職場への動機 貴院の◯◯に力を入れている点
③ 自分は何ができるか 貢献の根拠 13年の臨床経験・教育経験

多くの人は①だけ、あるいは②だけで止まっています。3つがつながったとき、志望動機は「その人にしか言えない言葉」になります。

この記事を読んでほしい方

  • 志望動機が「貴院の理念に共感し…」の定型文から進まない方
  • 病院から病院への転職で、転職理由の伝え方に悩んでいる方
  • 面接が苦手で、志望動機だけでも武器にしたい方

やりがちなNG志望動機3パターン

① 「家から近いから」「年収がいいから」を正直に言いすぎる

本音がそれでも構いません。ただ、それ「だけ」だと「条件が良い職場が他に出たら辞める人」に見えてしまいます。条件面は志望理由の中心には置かないのが無難です。

② 「勉強させていただきたい」で終わる

向上心のアピールのつもりが、「教わる気満々の人」に聞こえてしまう言い方です。病院は即戦力も求めています。学びたいことと、提供できることをセットで伝えましょう。

③ 前の職場の不満を語ってしまう

「人間関係が悪くて」「残業が多くて」——事実でも、面接の場では「うちでも同じ不満を持つのでは」と思われるだけです。不満は前向きな動機に変換して伝えます。


実例①:スキルアップ+「今の知識も活かせる」の組み合わせ

私の1回目の転職(病院から病院)で実際に伝えた志望動機です。

「もっと専門性を磨いてスキルアップしたい。同時に、今持っている知識を貴院でも活かせると考えている」

ポイントは、「学びたい」だけで終わらせず、「活かせるものを持っている」と対で伝えたことです。

スキルアップ志望は病院間転職で最も自然な動機ですが、それだけだと「うちは学校じゃない」と思われかねません。「もらうもの」と「差し出すもの」を並べることで、成長意欲と即戦力性の両方が伝わります。


実例②:面接官の反応が変わった「看護師の困りごと」スタンス

今の病院の面接で、私はこう伝えました。

「まず看護師さんの困りごとを解決して、そこから薬学的な介入につなげるのが私のスタンスです」

これは面接で明らかに好印象でした。

病院薬剤師の仕事は、医師・看護師との連携で成り立ちます。「薬の専門家として貢献します」という一般論より、現場がどう回っているかを知っている人の言葉のほうが、面接官には響きます。

あなたにも、日々の業務で大切にしている自分なりの動き方があるはずです。それを言語化したものが、いちばん強い志望動機になります。


実例③:教育・勉強会の経験は病院に刺さる

私は前職までに、薬剤部内の勉強会の企画・講師・資料作成を担当していました。この教育経験も面接で伝えたポイントです。

病院は若手の育成に常に悩んでいます。「後輩指導や勉強会の運営ができます」は、臨床スキルとはまた別の、組織に貢献できる根拠として有効です。

ほかにも、委員会活動・感染対策・在庫管理など、「臨床以外で担ってきた役割」は志望動機の材料になります。職務経歴書との一貫性も出ます(書き方は職務経歴書テンプレへ)。


志望動機を作る3ステップ

① 転職理由を「前向き語」に変換する

「当直がつらい」→「患者さんと日中しっかり向き合える環境で長く働きたい」のように、不満を裏返して前向きな動機にします。

② その病院の特色を1つだけ調べる

病床数・診療科・力を入れている領域(急性期、在宅連携など)。ホームページで1つ見つけて、自分の経験と結びつけます。全部調べる必要はありません。1つを深くです。

③ 「自分が提供できるもの」で締める

臨床経験の年数、得意領域、教育経験。最後は貢献の根拠で締めると、志望動機全体が「お願い」ではなく「提案」になります。

志望動機が固まったら、次は面接での質問対策です。面接でよく聞かれる質問と答え方受かる人と落ちる人の違いもあわせてどうぞ。


まとめ:志望動機は「自分の言葉」になった瞬間に強くなる

  • 志望動機は「なぜ病院か・なぜこの病院か・何ができるか」の3層で作る
  • 「学びたい」と「活かせる」をセットで伝える
  • 日々の業務で大切にしているスタンスの言語化が、最強の志望動機になる

なお、面接で言葉に詰まりそうで不安な方は、面接同行サポートのあるエージェントを使うのも手です。私自身、面接同行に本当に助けられました。

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監修者 薬剤師める

監修:薬剤師める

病院薬剤師歴13年・転職3回・病院↔調剤経験あり

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年収100万円下がった失敗も、今の職場に満足できた転職も、すべて実体験で書いています。

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