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🏥 病院薬剤師

病院薬剤師のリアルな1日|13年・3病院で働いた薬剤師が時間軸で全部書く
13年・3病院を経験した薬剤師の実際のスケジュール

監修:薬剤師める(転職経験3回・病院↔調剤経験あり)|2026年5月更新|7分で読めます

この記事でわかること

  • 結論:規則的な生活・病棟業務がメイン・当直なし
  • 1日のタイムテーブル
  • 朝5時起き|出勤前のペット時間
  • 8時30分出勤|引き継ぎから1日が始まる
  • 9時〜|病棟業務(メイン業務)
  • お昼休憩|薬剤部に戻る
  • 午後|病棟・調剤・教育・委員会
  • 17時30分退勤|終わりはきっぱり終わる
  • 退勤後|帰宅後のペット時間
  • 8時医局カンファ時代との違い
  • 病院薬剤師に向いている人

「病院薬剤師って実際どんな1日を過ごしているの?」

調剤薬局から病院への転職を考えている方、薬学生で進路を迷っている方、別の病院への転職を検討している方など、リアルな1日を知りたいという方は多いと思います。

この記事では、病院薬剤師として13年・3つの病院で働いてきた私が、現職の1日を時間軸で全部書きます。当直なし・オンコールのみの職場なので、それを前提に読んでください。


結論:規則的な生活・病棟業務がメイン・当直なし

最初に全体像をお伝えすると、現職の私の働き方は次のとおりです。

  • 生活リズム:朝5時起きで愛犬と散歩、8時半出勤、17時30分退勤
  • メイン業務:病棟業務(薬歴・服薬指導・カンファレンス)
  • 当直:なし(オンコールなし)
  • 残業:ほぼなし
  • 休日:土日祝(完全休み)
  • ペットとの時間:朝晩と休日で確保できる

「病院薬剤師=忙しくて夜まで」というイメージを持っている方も多いと思いますが、今の私はかなり規則的な生活を送れています。


1日のタイムテーブル

ざっくりとした1日の流れはこんな感じです。

時間 内容
5:00〜8:10 起床・愛犬との散歩・犬猫の遊び相手
8:10〜8:30 通勤
8:30 出勤
8:30〜13:30 病棟業務
13:30〜14:30 昼休憩
14:30〜17:30 病棟業務・委員会・他部署との連携
17:30 退勤
18:30〜 帰宅・ペット時間・夕食

ここから時間軸ごとに詳しく書きます。


朝5時起き|出勤前のペット時間

朝は5時ごろに起きます。早起きは大変そうに見えるかもしれませんが、コーギー1匹と猫4匹のお世話と自分の準備を済ませるには、これくらいの時間が必要です。朝ごはんの時間も相手したいのと健康のために自分の朝食はやめました

  • コーギーと散歩(30〜60分)
  • 帰宅後、犬と猫それぞれにごはん
  • トイレまわりの掃除
  • 犬猫の遊び相手、身支度

**「朝の時間にペットとしっかり関わる」**ことを大事にしているので、出勤前のバタバタ感はあまりありません。むしろ、これがあるから1日の調子が整います。


8時30分〜|病棟業務(メイン業務)

ここから現職で一番時間を使う病棟業務に入ります。

具体的にやっていることは、 朝イチに

  • 採血データ確認
  • 病態変化患者の把握
  • 入退院予定の確認
  • カンファレンス・委員会の予定 その後
  • 病棟からの依頼事項
  • 入院患者の薬歴確認・持参薬鑑別
  • 一人病棟回診
  • 服薬指導
  • カンファレンス参加(医師・看護師との情報共有)
  • 疑義照会・処方提案
  • TDM(治療薬物モニタリング)の評価
  • 退院時の説明

信頼関係ができてから薬学的介入を提案する」というスタンスを意識していて、まずは看護師さんの困りごとや小さな質問に丁寧に対応するところから入っています。

これを続けていると、薬剤師としての提案も自然と通りやすくなります。逆に、いきなり「薬学管理のために必要なのでこれしてください」と切り出すと、たいてい話が前に進みません。

病棟業務はやればやるほど現場との関係性が深くなり、薬剤師としてのやりがいも増えます。「患者さん一人ひとりに関わりたい」と思う方には、病院薬剤師は最適な職場だと思います。


お昼休憩|

11時30分〜12時30分は昼休憩。久しぶりの食事を満喫

私は基本的に社食や売店がないのでお弁当を持参。ご飯を食べたら少しダラダラしてお昼寝します。この昼寝が午後からの私のパフォーマンスを左右するほど大切です。


午後|病棟・委員会・他部署との連携

基本は病棟業務を行いますが、委員会への出席やDIニュース作成、他部署との連携などを午前の診療終了タイミングもしくは午後に時間を見つけて行うことが多いです

医師や他部署との連携は私が取りまとめています(謎ですが)


17時30分退勤|終わりはきっぱり終わる

16時30分ごろから記録・翌日の準備・引き継ぎを進め、17時30分にはきっぱり退勤します。

「病院薬剤師は残業が多い」というイメージを持っている方もいますが、職場による差が大きいです。現職は人員配置と業務分担がうまくいっていて、定時で帰れる文化があります。

以前の職場は8時から医局カンファに参加するために早朝出勤していて、退勤時間も後ろにずれることがありました。今は朝のカンファに出る必要がなくなり、ライフバランスがぐっと良くなりました。

「定時で帰れるかどうか」は転職前に必ず確認したいポイントです。求人票に書いてある勤務時間と実態が違うことは普通にあるので、エージェントを通して内情を聞いておくと安心です。


退勤後|帰宅後のペット時間

帰宅後は、再びペット時間です。

  • コーギーと散歩(夕方の部・30〜60分)
  • 犬と猫のごはん
  • 一緒にゴロゴロする時間
  • 自分の夕食

これがあるから、仕事を頑張れているところがあります。朝も夜もしっかりペットと過ごせる仕事のリズムは、薬剤師の中でも病院勤務(当直なし)の魅力の1つです。

調剤薬局も時間は安定しますが、病棟業務のような濃いやりがいは病院でしか味わえないと感じています。


8時医局カンファ時代との違い

以前の病院では朝8時から医局カンファレンスに参加するために早く出勤していました。

これはこれで「医師と密に情報共有できる」というメリットもありましたが、

  • 朝のペット時間が削られる
  • 退勤時間も後ろにずれる傾向
  • 体力的に厳しい

というデメリットもあり、ライフバランスとしては正直しんどかったです。

今の職場は8時医局カンファがなく、1日の終わりも始まりもきっぱりしているので、心身ともに安定しています。

同じ「病院薬剤師」でも、病院ごとに業務時間・カンファの頻度・残業文化はまったく違います。「自分のライフスタイルに合った病院」を選ぶことが、長く続けるコツです。


病院薬剤師に向いている人

13年・3病院を経験した立場から、病院薬剤師に向いているのは次のような方だと思います。

  • 患者さん一人ひとりとじっくり関わりたい
  • チーム医療の中で薬剤師として貢献したい
  • 学び続けることが好き(疾患・薬剤・最新ガイドライン)
  • 多職種とのコミュニケーションが好き、または苦じゃない
  • 規則的な生活リズムを保ちたい(当直なしの職場を選べば◎)

逆に、

  • ひたすら調剤に集中したい
  • 患者対応より裏方仕事が好き
  • カンファレンスや多職種連携が苦手

という方は、調剤薬局や企業のほうが向いていると思います。


まとめ:病院薬剤師の1日はリアルにこんな感じ

最後にもう一度整理します。

  • 朝5時起き、出勤前にペット時間
  • 8時30分から病棟業務
  • 病棟業務がメイン(薬歴・服薬指導・カンファレンス)
  • 昼休憩、午後は曜日によって委員会・教育など
  • 17時30分退勤、帰宅後もペット時間
  • 当直なし、オンコールなし
  • 同じ病院薬剤師でも職場ごとに勤務時間は大きく違う

「病院薬剤師は忙しい」というイメージで尻込みしている方は、ぜひ**「当直なし・残業少なめの病院」**から探してみてください。意外と多くの病院が、ライフバランスを取りやすい働き方になっています。

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筆者: 薬剤師める|転職経験3回・病院↔調剤経験あり・コーギーと猫4匹と暮らす現役薬剤師

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