「転職活動してるって、職場にバレたらどうしよう」 「気まずくなって、居づらくなるんじゃないか」
働きながら次を探すとき、いちばん怖いのはここだと思います。バレる不安があるせいで、情報を集めることすら止まってしまう。 これは慎重すぎるのではなく、毎日その人たちと顔を合わせる職場で働いている以上、当然の心配です。
私は薬剤師歴14年・転職3回。3回とも、働きながら転職活動をしました。 そして3回とも、活動中に職場に知られたことはありません。この記事では、何に気をつけていたかを正直にお伝えします。
結論:バレるのは、ほとんどが「自分から話したとき」
先に結論です。
在職中の転職活動は、正しく進めればバレません。 知られてしまうケースの多くは、自分から誰かに話したことがきっかけです。
転職サイトを見ただけ、エージェントに登録しただけで職場に伝わることはありません。エージェントがあなたの現在の勤務先に連絡することもありません(この点はあとで詳しく書きます)。
この記事を読んでほしい方
- 在職中に転職活動をしたいけれど、バレるのが怖い方
- 職場に気まずくなるくらいなら動けない、と感じている方
- 面接の日程をどう作ればいいか分からない方
私は3回とも、働きながら転職活動をしました
私の転職は、病院 → 病院 → 調剤薬局 → 病院の3回です。どの回も、辞めてから探したことは一度もありません。
次が決まらないまま辞めると、収入が途切れ、「早く決めなきゃ」という焦りが出ます。焦ると条件を妥協します。実際、1回目の転職では自力で2社しか見ず、比較する相手がいないまま決めて年収が下がりました。
在職中の活動は、たしかに大変です。とくに1回目は、エージェントを使わず面接の日程調整まで全部自分でやって、それだけで疲弊しました。 勤務中は電話をかけにくいので、連絡ひとつ取るのにも時間の工面が必要になります。
ただ、その大変さは進め方でかなり減らせます。 ここからが本題です。
バレる原因になりやすい3つのこと
① 職場の人に話す
いちばん多い経路がこれです。信頼している同僚でも、悪気なく漏れることがあります。「実は探してて」と言いたくなる気持ちはよく分かります。でも、伝えるのは転職先が決まってからで間に合います。
② SNSや共有端末
職場の人とつながっているアカウントに転職の話を書くと、そこから伝わることがあります。職場のパソコンで求人サイトを見るのも避けたほうが安心です。
③ 急な休みの取り方
平日の休みが急に増える、いつもと違う服装で出勤する——こうした変化は気づかれやすいポイントです。ただ、これは工夫で避けられます(次の項目で書きます)。
逆に言えば、この3つを避ければ、バレる経路はかなり限られます。求人を見ること自体は、誰にも知られません。
エージェントは、あなたの職場に連絡しません
不安の大きいところなので、はっきり書いておきます。
転職エージェントが、あなたの現在の勤務先に連絡することはありません。 登録の事実が職場に伝わることもありません。在職中の相談は、エージェントにとってごく当たり前のことです。
さらに、担当者に「現職には知られたくない」と最初に伝えておけば、それを前提に動いてくれます。
私が実際にお願いしていたのは、連絡手段でした。「日中は仕事をしているので、連絡はメールでお願いします」と最初に伝えておくだけです。これだけで、勤務中に電話が来てヒヤッとする場面がなくなります。
あわせて、面接の日程はこちらの休みに合わせて調整してもらうことも頼んでおくと安心です。
複数のエージェントに登録している場合も同じです(エージェント掛け持ちはマナー違反?)。
在職中に面接の時間をどう作るか
現実的な選択肢は、だいたいこの3つです。
① 有給や希望休を使う
いちばん確実です。ただ、休みが取りにくい職場もあります。その場合は次の2つを検討します。
② オンライン面接にしてもらう
私は遠方の職場を受けたとき、オンライン面接を希望したら、担当者が先方と調整してくれました。移動時間がなくなるので、休みを1日使わずに済みます。「遠方だから」に限らず、相談してみる価値はあります。
③ 面接の時間帯を交渉してもらう
夕方や土曜に対応してくれる職場もあります。この交渉は、自分では言い出しにくいところです。エージェントに間に入ってもらうと、こういう相談がとても楽になります。
服装も見落としがちなポイントです。スーツで出勤すると目立つ職場なら、着替えを持って行って現地で着替えるほうが安心です。
辞める意思は「転職先が決まってから」でいい
順番を間違えないでほしい、というのがこの記事でいちばん伝えたいことです。
先に「辞めたい」と伝えてしまうと、立場が弱くなります。
私は退職を切り出したとき、理事長室に呼び出され、部長からも引き止められました。 それでも意思を通せたのは、すでに次の職場が決まっていたからです。もし「探しているところです」という段階で伝えていたら、条件を上乗せされて揺らいでいたかもしれません。
転職先を確保してから伝える。この順番なら、引き止めに揺さぶられる余地がありません(退職の引き止めがしつこいときの断り方、円満退職の進め方)。
自分の相場を知らないまま動くと、提示された条件が高いのか安いのか判断できません。まずは年収シミュレーターで現在地を確認しておくと、その後の判断が早くなります。
まとめ:バレる心配より、動けないほうがつらい
- 在職中の転職活動は、正しく進めればバレない(私は3回とも在職中)
- 知られる原因の多くは「自分から話す」こと
- エージェントが現職に連絡することはない。最初に「現職には知られたくない」と伝えておけばなお安心
- 面接は有給・オンライン・時間帯の交渉で作れる。日程調整はエージェントに任せられる
- 辞める意思を伝えるのは、転職先が決まってから
一番もったいないのは、バレるのが怖くて何も見ないまま、今の職場に不満を抱えて過ごすことだと思います。求人を見るだけなら、誰にも知られません。 そこからで大丈夫です。
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2社とも監修者が転職活動で実際に使ったエージェントです。登録無料・在職中でも現職に連絡はいきません。面接の日程調整も任せられるので、働きながらでも進めやすくなります。「求人を見るだけ」でも大丈夫でした。
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筆者: 薬剤師める|転職経験3回・病院↔調剤経験あり・コーギーと猫4匹と暮らす現役薬剤師